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あなたに会いたくて
今日も一人 街を歩く
愛想笑いで大人の仲間入りして気がした
夕暮れに染まるこの道
きみと一緒に歩いた道
改札の前、きみの姿見つけ
手を振った夏
もう戻らないのかな
明日になればまた
味気ない時間が私を包むでしょう
泣いて笑って傷付いて
それでも楽しいかった
失くしたものが鮮やかに思えるのは
何故なんだろう
落ち葉に埋まる道
ベンチに座って見上げる空は
あの日と同じ羊雲
きみは遥か遠く
もう泣かないよと決めたのに
涙があふれる会いたいと心叫ぶよ
微かに残る痛みあるから
人は強くなれるのでしょう
気休め言う大人に
一つ近付いて
ため息の数増えました
春の訪れを一人待っている
私はキンポウゲ
雪が降り積もればいい
白く白く染まった心
何もなかった様に染め抜いて欲しい
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