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壊れそうなこの世界で
どこへ向かって歩けばいい
愛があるから大丈夫だと
誰かが言うけど
それが何のためになると
運命そんなものがあると言うなら
諦めて生きる方が簡単
鏡に居る悪が囁く
それでもあきらめられず
夜に今日が溶ける
僕は
街で破れたポスターで
誰も見向かなくて
それでも僕は
気が付いて欲しくて
声なき声で叫ぶ
何のために生まれて来たのか
分らなくなったよ足が重い
あなたがいるから生きて行けると
きみは言うけれど
素直になる術を知らなくて
尖ることで自分を護っていた
人の痛みなど分からず
それが運命だと
ほつれてしまった糸を解くことをあきらめている
僕は
道端の石ころで
蹴飛ばされた痛みを
笑う僕は
愛を求め
赤い涙を流している
僕は
街で破れたポスターで
だれも見向きもせず
それでも僕は気付いて欲しいと
声なき声で叫ぶ
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